参道奥に建てられている。形式は八幡形鳥居(明神形)である。総高450cm。笠部の最大幅380cm。柱部の径は、地上高150cmのところで32cm。基礎部の高さ33cm、幅66cm、奥行66cm、関市は花崗岩で、笠石は昭和33年(1958)に破損してしまったので、新しくされ、右柱部上部も補修されている。また、新しくされた部分以外のところは、戦災で火をかぶっているため、黒く焦げたような状態である。
刻銘は、左右柱部と右基礎部の背面にある。柱部正面に「奉」「納」と分けて刻まれ、背面及び右基礎部の背面は次の通りである。
(左側柱部背面)
昭和七年六月 浅間町曾修繕 大正七年九月建之
(右側柱部背面)
氏子中
(右側基礎部背面)
本所 田淵順蔵刻