敷石及修繕費奉納碑

社殿左側に置かれている。地上高は122.0cm。最大幅117.0cm、最大厚22.5cm。石質は安山岩。刻銘は次の通りである。

正面下部に睦会人名29名、世話人8名の人名が刻まれている。浅間神社歴代崇拝者総代と同じ高村、神尾、風間等の姓がみられる。
書を記した森錦丸は「帝都郊外発展誌」によれば、織田信長の寵臣森蘭丸の後裔であり、亀戸第一小学校の教師を経て、明治41年(1908)より、亀戸町役場に勤務した人物である。
大正5年(1916)は、大規模な宮社の修繕を行った年であり、この際の費用を奉納したときに建てられた碑である。

20140317_敷石及修繕費奉納碑